August 19, 2004

Chalmers Johnson on Bush's latest military redeployment plan

オリンピック報道でますます中身の薄くなっているマスコミ報道ですが、もはやそれを嘆く気もしない。思えばすでに、ほとんど見なくなっているのでした。それに代わって毎日のように聞いているのがアメリカのコミュニティ・メディア、中でもダントツに面白いのはエイミ・グッドマンのニュースショーDemocracyNowです。9/11以降のマスコミのでたらめぶりが逆にこういう本当に大事なことを伝える番組への支持を高めるように作用し、今ではアメリカ最大のコミュニティメディアネットワークに成長しつつあるようです。

8月17日の放送では、アジア通の国際政治学者チャルマーズ・ジョンソンをゲストにブッシュが発表した10万人程度の海外兵力削減という計画についての評価を聞いていました。その最後の方で日本の憲法第九条の問題にも触れていて、なかなか興味ぶかいものでした。ここ→ http://www.democracynow.org/article.pl?sid=04/08/17/1354236
日本が9条を改正するならば国連安保理の常任理事国入りを支持してやろうというパウエル国務長官の発言は、極東地域の歴史的、文化的事情を理解しないブッシュ政権に典型的な愚策であると酷評しています。彼によれば、日本の戦争放棄は周辺アジア諸国に対してかつての侵略行為をわびるための日本なりのけじめであって、そういう過去を忘れ去って日本がアメリカの言いなりに第9条を捨てるならば、そのこと自体が逆に日本の常任理事国入りを危うくするだろう。なえなら、それによって日本はアメリカの言いなりに、軍事奉仕をふくめてなんでもするということが明白に示され、要するに日本は独立国とは名ばかりのアメリカの属国であり、その日本が安保理入りするということはアメリカの票が二つに増えることに他ならないと他の国々からは判断されるから。そうであれば無論他の国々はそれを阻止する方向に動くだろう。

このあたりは彼の新著に載っているのかもしれません → Sorrows of Empire: Militarism, Secrecy, and the End of the Republic

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